建具枠ができるまで:久地の家
家に建具を合わせるか
建具に家を合わせるか
どちらの選択もできますが
家の表情は随分と変わってきます
写真は引き戸の枠WD-2
階段にあがる部分の建具です
空間を有効に使えるように引き戸を選択
(設計図書:平面図)
枠をどのようにつくるか
見せたいかを設計時点で決めておきます
上吊りのアウトセットの引き戸
壁がない部分なので
上枠は突きとめ
壁のおさまりはボードしゃくりを入れます
(設計図:建具詳細図)
設計時点では反映できない数字を
現場ですべておさえて書かれる施工図
空間の細部が決まります
現場監督さんが書かれることが多いです
(施工図)
監理者として施工図のチェックと
お施主さんの意向ももう一度チェックします
チェックが終わったら
枠を加工してもらいます
建具枠の材料にどの木材を使うかでも金額は変わります
今回はベイツガ材
加工図のみを大工さんが書かれることもあります
(枠加工図)