父の設計
私が小学3年生の時に亡くなった父
家について話をしたことはありませんが
この家を通して
考え方を想像することが今はできます
現在は引き戸の玄関ですが
竣工当初はドアでした
今改装でまたドアに
さらに玄関の空間の魅力を高めます
玄関につく階段と
そこから続く2階のホール空間
それ以外は部屋から部屋に移動で
狭い廊下はありません
2階の子供部屋は
6畳間が3つくっついた空間
いろんな使い方をして子供時代を過ごしました
合板の壁が印象的な空間です
家の真ん中はDK
2世帯だったので
つい最近まで冷蔵庫も食器棚も2つ
それでも余裕の大空間
この広がりをもつ場所は祖母もお気にいりだったよう
その時代の照明・家具も再配置する予定
時代的に洋が流行りはじめていたのでしょうが
父は和室もつくり
地窓を多用しています
写真の場所は窓を設計士さんが書いていたので
南からの光をいれるため
窓に変更することに
唯一窓の間取りの変更です
たくさんの選択肢はありましたが
父の設計時の間取りをいかしての
改装にすることにしました