建築は詩 今日は建築家吉村順三さんの言葉を抜き出した本の中から本の題名となった文章を 建築は詩 『いつかメキシコに招かれていった時、建築は詩であるという話をしたんです。 建築というと皆さんは、石とか木とかいう物質から創造されると考えられるけど、本当は純粋に空間なわけです。 その空間がどう出てくるかという問題になるとね、やはり神さまが与えてくれるような気がするんです。 それからある洞察が加わる。機械の設計みたいにはいかないわけですよ、なにせ相手が人間ですからね。 1978年8月号音楽の友より』