受け継ぐ建築|古江プロジェクト 03|可能性の整理
建物の可能性を整理する
既存建物を活かす計画では、
まず建物と敷地の状況を整理することから始まります。
周辺道路との関係や隣地との距離、
周辺環境を含めて確認していきます。
建物単体ではなく、
敷地との関係の中で理解することが大切になります。
建物の履歴を確認する
建物の建築時期や増築の有無を確認し、
当時の建築基準と現在の基準を照らし合わせながら
既存建物としてどのように活かせるのかを整理していきます。
既存建物の改修では、
この整理が設計の基礎になります。
建物の使い方を考える
次に、建物をどのように使っていくのかを整理していきます。
・どのくらいの期間使うのか
・将来どのような使い方ができるのか
既存建物は、今だけでなく
これからの可能性も含めて考えることが大切になります。
住まいをどこにつくるか
今回一番重要だったのは、
住まいをどの階に計画するのかという検討でした。
各階に住まいを想定した場合の可能性を検討し、
つくれる広さの違いを確認していきます。
生活に必要な用途や大きさ、
部屋同士のつながりを整理しながら
ゾーニングの検討を行いました。
さらに、各階に住まいを計画した場合の図面を作成し、
生活のイメージを共有しながら検討を進めました。
設計では、可能性を言葉だけでなく
図面として共有することが重要になります。
現時点での方向性
打ち合わせを重ねた結果、
1階は駐車場
2階を住居
3階は環境の良さを活かし用途を検討
という方向性となりました。
既存建物を活かす設計では、
このように段階的に可能性を整理しながら
方向性を見つけていきます。