馬木の家

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すべり台のような大屋根24M

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世代をつなぐアウトドアリビング

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丸太が見えるインナーガレージ

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自分テイストでつくるインテリア

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低さに挑戦・天井高2.2mのLDK

 

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建物調査と敷地調査(はじまり)

建物調査と敷地調査(はじまり)

母屋が建っている位置に

建物を解体して新しい家屋をとの依頼をいただく

 

建物調査と敷地調査(はじまり)
建物調査と敷地調査(はじまり)

用途地域

土砂災害地域の指定等

敷地の情報を役所に調べに行く

建物調査と敷地調査(はじまり)

家の設計以前の

家屋の配置と土木工事について相談にのる

敷地前後に

がけ地があるので

家の配置が頭を悩ますことに

基本設計:馬木の家

基本設計:馬木の家

ゾーニングからボリュームへ

家のボリュームをわかるように

ラフな模型を何案か提出します

できあがった家の形が大まかにわかるように

施主が選ぶものと

私が選ぶものが

一致するときばかりではありませんが

模型を作っているときは

どれも楽しいイメージです

さて今度の打ち合わせで

どの案が選ばれるでしょう

基本設計:馬木の家

すべての模型に

それぞれの平面図があるのですが

ゾーニングは同じです

違いがわかると

欲しいものがわかるので

そして次の段階へ

基本設計:馬木の家
基本設計:馬木の家

低さへの挑戦:馬木の家

低さへの挑戦:馬木の家

前回の4つの模型から

大きな屋根

24mを超える片流れに

外観のイメージは決定

板金を加工する機械を現場に設置して

屋根をふくことで可能に

木を組んだときの姿を想像するとわくわく

低さへの挑戦:馬木の家

敷地が

道路より上にたっているので

アクセスは低い屋根側から

低さへの挑戦:馬木の家

外観のイメージは今回は施主と一致

施主の要望で

すべてをできるだけ低くしてほしいと

屋根も内部も

心地よい低さを探求できる良い機会

居室の高さは2.2m

水平の伸びる空間をつくることに

そのために木組みを考え

梁せいを検討

木組みを考えるのが

木造の家で一番楽しいところ

構造を見せる場合はリズムをよくしないと

見せてるだけではつまらない

構造体の見え方:馬木の家

構造体の見え方:馬木の家

居室部分は天井高を

低く抑えることが決定

 

構造体の見え方:馬木の家

家と同じ屋根の中に

親族が集まって餅つきをするようなスペースまたは

ビルトインガレージとなるような場所があるので

その部分は

屋根の構造体がすべて見せることに

構造体の見え方:馬木の家

家の中の大きな空間で

構造体である

木の梁がどのようにみえるか

検討模型を作ってみました

丸太とその他の接合は要検討ですが

お施主さんとイメージが共有できるように

構造体の見え方:馬木の家

丸太の加工:馬木の家

丸太の加工:馬木の家

インナーガレージ部分で

見える木の梁の材料が搬入されました

丸太の加工:馬木の家

製材所で2面だけおとされてます

丸太の加工:馬木の家

あとの面は

大工さんが木の皮をはぎ

六角形に仕上げます

丸太の加工:馬木の家

上棟①:馬木の家

上棟①:馬木の家

上棟は木を現場で組み立てる日

平面計画を決め

構造体の図面を書き

大工さんや

プレカットの業者の方と打ち合わせ

の後に上棟となります

上棟①:馬木の家
上棟①:馬木の家
上棟①:馬木の家
上棟①:馬木の家

上棟②:馬木の家

上棟②:馬木の家

六角形の梁をかける

上棟②:馬木の家
上棟②:馬木の家
上棟②:馬木の家

当日は屋根の下地まで

屋根の加工:馬木の家

屋根の加工:馬木の家

設計段階で

屋根の流れ方向が25Mを超えるので

どのように施工するか問い合わせたところ

加工機を現場に設置して

加工しながら屋根に置いていくということに

 

 

屋根の加工:馬木の家

住宅ではあまり見る光景ではないので

現場で手順を見ていました

丸められた平らな金属板を

加工機を通すと

両サイドが加工されて

瓦棒の形に

それを作業員が屋根へと引っ張りあげていきます

屋根の加工:馬木の家
屋根の加工:馬木の家

外壁終了内部へ:馬木の家

外壁終了内部へ:馬木の家

上棟から

そろそろ5か月が経とうとしてます

大工さんの家なので

他の仕事をしながら

できることは自分でということで

外壁ラップサイディングの工事も自分で

丁寧に仕上げておられます

外壁終了内部へ:馬木の家

軒の板も貼り終わり

板の色きめに

塗装サンプルをつくって色決めに

外壁終了内部へ:馬木の家

内部は断熱材の入れ込み

気密シートを張って

床板貼りへ

 

外壁終了内部へ:馬木の家

大工さんの奥様が

床板塗装をされました

床が貼りあがったら

この部屋の内装について

置く家具とのコーディーネートが始まります

外壁終了内部へ:馬木の家

内部イメージの確認:馬木の家

内部イメージの確認:馬木の家

外部庇の塗装が始まりました

木部を濃いグレーに

施主希望で

はじめてのこころみですがなかなか良いです

内部イメージの確認:馬木の家

内部について

設計時に決めていたものを

発注前に再度確認調整していきます

キッチンは床板にはえる水色鏡面で

内部イメージの確認:馬木の家

扉の取っ手とガラス

扉の色は現場に扉を建てこみしてから再度決定

内部イメージの確認:馬木の家

ダイニングは

デンマークのアウトドアブランドの

チークのテーブルに決定

少し粗い感じのですが

部分部分が決まって

少しずつ内装のイメージが

できあがってきているようです

がけについて:馬木の家

がけについて:馬木の家

現場の足場が外れたあと

大雨により後ろのがけが崩れました

 

がけについて:馬木の家

建て替える前の建物とがけの関係

土木工事で擁壁をつくりましたが

大雨でその上の斜面の土が

敷地ながれこみました

がけについて:馬木の家

建物とがけの関係

広島県はがけ地条例により

2m以上のがけの上にあるとき

5m以上のがえの下にあるとき

がけからのはなれた距離を規定されます

建物が逃げ切れに部分は

構造の規定が決まっています

がけについて:馬木の家

馬木の家は

前後がけになっているので

どのように配置をするのかが

設計当時の悩みでしたが

がけの高さをわざわざ行政も図らないので

安全側をどこまでみるのか設計士にかかってます

敷地が広いので

何かあった時のため

重機・トラックが入れるようにと

家の北側を何に使うのかといわれても

広く安全側にとっておきました

何とか基礎下部分で土砂がおさまりました

がけについて:馬木の家

天井を低くしたリビングも

だいぶ形になってきました

お盆明けには見学会をする予定です

OPEN HOUSE  馬木の家 完成見学会

OPEN HOUSE  馬木の家 完成見学会

8月25日(土)10:00~16:00

8月26日(日)10:00~16:00

広島市東区馬木2丁目にて完成見学会を行います

施工者の(有)ハウスビルダー田中工務店の

田中さんのご自宅です

基本は大工さんですが

できること全部施工されたので

ゆっくり家ができあがりました

ぜひ見学にいらしてください

 

 

 

 

 

 

OPEN HOUSE  馬木の家 完成見学会

本家の母屋を建て替えたので

年末の餅つきをする場所を家に取り込み

屋根の長さが25Mに

その部分の梁は丸太から加工されました

いつもはきっと駐車場に

アウトドアリビングに

OPEN HOUSE  馬木の家 完成見学会

天井高を低くする挑戦

2.2MのLDKです

横に広がる大きな空間です

OPEN HOUSE  馬木の家 完成見学会

マンション育ちで

階段がこわい奥様のために

緩やかでおりまがった階段を

OPEN HOUSE  馬木の家 完成見学会